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February 17, 2008

スペイン語に架ける恋の橋-24-

牛柄の女を連れて店へ戻るラウル。その姿はまるで、放牧を終えて牛舎へ帰る牛飼いとその愛牛のようだ。太陽が二人を見送る。
などというのどかな雰囲気ではない。
ここはイベリア半島(Peninsula Ibérica)最大の大都市(ciudad grande)マドリッド。歩く下は石畳だ。しかも夜が明けたばかりの早朝。
さっき「Adiós.」さよならを言った朝の常連さん達とまた顔を合わせる。しかしそれを避けて回り道をしようものなら、もっと多くの顔馴染みに会う(ver)可能性もある。いつもの道を戻るしかない。
早速(inmediatamente)ミゲルに見つけられてしまった。いつものように陽気に何かを言おうとした顔に戸惑いの表情がたちまち現れた。そりゃそうだろう。ラウルは相手を制するような形で軽く両手を上げてみせた。お願いだから何も言わないでくれ。
ミゲルもこれから家に帰りひと時の眠りに入る時間だ。そして何より人の心のうちを読むのが上手い。困ったような笑ったような微妙な表情を浮かべて軽く手を上げ、何かを言った。
んっ?声(voz)はしっかり聞こえたが、何を言ったのか意味が分からなかった。まるで知らない国の言葉のようだった。またもや外国人観光客から新しい言葉を仕入れたのだろうか?
以前ミゲルは日本(Japón)から来た客から、「萌え」という言葉を仕入れ面白がって使っていた。可愛いもの、いたわりたいもの、愛おしいものや人に持つ感情の表現のことだったと思う。今回もその類の言葉なのだろう。
今はそんなことを気にしている場合ではない。とにかく店に戻らねば。

(続く)

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Comments

Hola!!! こんいちは!!!
私はマチアス「matias」です。ぼくはアルゼンチン人です。今は日本語を勉強しています「むずかしで!coldsweats01」。あなたはがんばって!スペイン語はやさしいですwink。私の夢はいつか日本へ旅行する。

よろしく!
さよなら!
Un gusto en conocer tu blog, saludos!!!

Posted by: Matias | March 02, 2008 at 12:31 PM

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