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October 31, 2005

pirata海賊はスペインのヒーロー?

"Yo me disfrazo de pirata."
「ぼくは海賊の仮装をするよ」
ラジオ応用編6/28の復習をしてましたら、こんな表現が出てきました。"disfrazarse"「仮装する」、"pirata"「海賊」です。英語の"pirate"(パイレーツ)ですね。ジョニー・デップ主演の大ヒット映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」は、スペインでも"Piratas del caribe"というタイトルで公開されたようです。

さてここでまたわたしの中で疑問が頭をもたげました。スペインにとって海賊って仮装したいようなヒーロー的存在なのでしょうか。さぁちょっとだけ歴史を紐解いてみましょう。

15~6世紀の欧州。貿易力、海運力が国力を強くしていた時代に、スペインは優秀な船大工と勇敢な船員を以って、所謂「大航海時代」を謳歌していました。日本にキリスト教を伝えたフランシスコ・ザビエル、彼もスペイン・バスク地方の出身です。(例の1549以後良く広まるキリスト教ってやつですな)
そんなスペインの活況にねたましさと悔しさを抱いていたのが島国イギリス。そして16世紀中頃に即位したエリザベス1世がスペイン潰しのため荒業を繰り出したのです。その1つが海賊にあたえた「私掠特許状」。アフリカやアジアから数々の商品、お宝を積んだ船が海上にたくさん居たので、それを横取りしようという悪者が生まれるのは世の常ってものです。しかしその戒めるべき海賊に「船、襲って良し」と許可しちゃったわけですからエリザベスって結構あくどいひとザベス..

戦うことを前提にしていないスペインの商船は次々に海賊に襲われ金品を奪われます。初めイギリスが海賊にお墨付きを与えたとはスペイン王フェリペ2世も露ほども知りませんでしたから、イギリスに助けを請うたりもしたのです。しかしやがてエリザベス1世の悪意を知ったフェリペ2世は戦いを挑むことになるのです。「アルマダの海戦」です。
しかしスペイン軍が相手にしたイギリス軍の中心は、悪党海賊たちそのものだったのです。結果は、海上での戦いに慣れた海賊軍=イギリス軍の勝ちとなりました。これでスペインは世界という舞台の一線から退くことになるのです。

歴史的には、海賊はスペインのヒーローどころか、敵役そのものなの。だからマルコスが「海賊の仮装をする」というのは、スペインではとんでもないこと、のはずなのです。まぁそこは子供のこと、ジョニー・デップの真似をしたかっただけなのかもねぇ。

ここからは
「たぶん日替りNHKラジオ講座欄外情報」

10/31
"Ya estamos a noviembre."
もう11月ですね。ラジオスペイン語講座も2ヶ月目に入りました。身に付いたかどうか、ラジオでの独習だけでは自分では分かりにくいですよね。わたしも最初そうでした。でもちゃんと身に付いてます。半年先輩のわたしが言うのですから間違いありません。
大切なことは・・復習です。「あぁ学生時代を思い出して気が滅入る」と思う方もいるでしょうが、自分で選んだスペイン語なんですから前向きに行きましょう。

今、そらで言えるスペイン語を口に出してみましょう。
"Gracias.","Soy de Japón.","Hola, buenos diás."くらいですか?
充分です。立派です。"Muy bien."です。最初口にできる言葉はじわっと増えるだけですが、しばらくするとパァーッと目の前が開けますから。

"Aquí tiene usted."「はい、どうぞ」、便利な言葉です。
日本語の「ここに」「そこに」「あそこに」に対応する単語がスペイン語にはあります。"aquí","ahí","allí"です。英語には「ここに」"here"と「そこに/あそこに」"there"の2つしかありません。日本語と共通項があって、これでまた一つスペイン語が身近に感じられましたね。

マドリッドの街角、スペイン語で叫ぶ声が聞こえました。誰かが待ち合わせに遅れた友達を呼んでるようです。
"¡Aquí!, ¡aquí!"「ここ、ここだよ!」
そこにフラッと東洋人の女性が不思議そうに近づきます。
"Sí, soy Akiko. ¿Cómo?"「はい、亜紀子ですけど、何か?」
うわっ、竹田亜紀子がまた出た。この娘って天然?

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Comments

デター竹田亜紀子!!もしやSejaSoyさんの初恋の人!?

AquiとAkikoの文章、dimeloさんのdoble sentidoのチステみたいで面白い。こういうの実は沢山ありますよね。
例えば・・・
・Aunque me haga en vieja,soy chica.porque me llamo Chica!たとえお婆さんになっても私は少女なの、だって私の名前は知佳だもの!
・Cuando nací,mis padres eran muy pobres.ya que me anombraron Noriko.私が生まれた時、両親はとても貧しかった。だから私を典子と名付けた。(NORIKO=NO RICO)

文法的に正しいか分からないけど、遊んでみました。

Posted by: 10COLORS | October 31, 2005 at 07:10 PM

MyblogListを設置して、リストに入れさせてもらっちゃいました。
これからもよろしくお願いします。

Posted by: MIKA | November 01, 2005 at 08:48 AM

10COLORSさん:
知佳=chica、典子=no rico
成る程、結構色々あるもんですね。
novio=のび夫(ドラえもんののび太の子孫)なんて例もありますよ。

竹田亜紀子、何でまた出てきたのかわたしにもよく分からないんですよ。なんか魂胆があるのかなぁ?

Posted by: SejaSoy | November 01, 2005 at 10:21 AM

MIKAさん:
リンクありがとうございます。
こちらこそよろしくお願いしますね。

Posted by: SejaSoy | November 01, 2005 at 10:27 AM

リンク、ありがとうございまーす。

pirataと言えば、
ドラえもんのび太の南海大冒険のスペイン語のタイトルは、
DORAEMON Y LOS PIRATAS DE LOS MARES DEL SURなのでした。

Posted by: MIKA | November 01, 2005 at 10:32 AM

海賊の話おもしろい!
そういえばそうでしたね。世界史を習ってた頃はまったく興味を持てずに終わったんですが、今になって西語を勉強しだしてからおもしろいなぁと、歴史の本なども読み漁り始めました。
なにかお勧めがあったら教えてください~

ちなみに、のび夫ってマニアック過ぎるんじゃ…

かなさんもcana(白髪)ってありますよね~

Posted by: まる | November 02, 2005 at 11:06 AM

カリブの海賊、現地でスペイン語吹き替え版で見ましたよ。ただセリフはよく分かりませんでしたが・・・アクション映画とかディズニー系のは話が単純だし映像勝負のところもあるからで言葉が分からなくても結構楽しめるんですよね。滞在1ヶ月目かそこらで見たスパイダーマン、一言も聞き取れませんでしたが楽しめた想い出があります。

Posted by: dimelo | November 03, 2005 at 08:57 AM

まるさん:
わたしも世界史苦手だったんですよねー。
でも今改めて歴史本読むと結構面白いんです。
高校の教師の教え方がマズかったんじゃないか..

わたしが読んだ歴史本では、中公新書の「物語スペインの歴史 海洋帝国の黄金時代」が面白かったですよ。歴史本というより小説にやや近い書き方。同じシリーズで「物語スペインの歴 人物編」というのもあります。まだ読んでませんが。

のび夫、マイナーか、そうか..

Posted by: SejaSoy | November 04, 2005 at 12:23 PM

dimeloさん:
そうですね、アクション系って聞き取れなくても楽しいですよね。
わたしも海外出張に行った時などは、現地のTVでは面白気なドラマとか見てました。英語でもニュースとか結構聞き取れないですよ、ニュース英語って独特の言い回しと専門用語が出てくるんで。それと天気予報、画面を見れば明日が晴れなのか雨なのか分かるんですが、しゃべってる英語分からないんですよ、「寒冷前線が移動して~」なんて言ってるのかもしれないが、??なんです。

Posted by: SejaSoy | November 04, 2005 at 12:29 PM

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